8年前、アメリカの日本酒市場について書いた以下の記事に多くの反応をいただいた。
日本酒にとって最大の輸出相手のひとつであるアメリカ。
留学先でその流通の実態を目にして、ショックを受けつつも、日本で伝えられていない事実を伝えることが必要だと考えてまとめたものだった。
私自身もこのあとサンフランシスコの日本酒専門店で働いたりしたが、現在のアメリカの流通は、このときよりはよくなっているとは思う。
こうした状況を改善しようと、がんばっている人たちがいるからだ。
今日はその中のひとりである伊藤元気さんの取り組みについて、アメリカの日本酒市場の実態をまじえながら書いていこうと思う。
アメリカへの輸出、結構難しい。その理由は?
日本酒の海外市場はめざましく成長しており、輸出金額は15年前から5倍にまで成長した。
近年は、アジアやヨーロッパのお客さんに向けて、日本の企業が個人に日本酒を直接届けるビジネスも生まれている。
ところが、アメリカではこれができない。
