菊の司酒造の元・蔵元である平井佑樹さんが、登録文化財である「日詰平井邸」に醸造所を立ち上げ、新しいお酒造りに挑戦します。1月下旬に岩手県を訪れ(岩手は初訪問でした)、実際に日詰平井邸にお邪魔しながら、酒造りにかける想いやこれからのプロジェクトをお聞きしました。
わたしは個人的に平井さんの造るお酒が大好きなので、また飲めるということがうれしいですし、国内向けの清酒製造免許が新規に発行されないために生まれたジャンルである「クラフトサケ」が、酒蔵を失った元・蔵元の選択肢にもなるというのは、業界にとっても大きな意味のあることだと感じています。
そんな境目がいつかなくなる未来のために。分岐点にいる平井さんの物語を、ぜひご覧ください。