低アル日本酒は酎ハイと勝負できるのか? – 日本酒の度数はどこまで下がる?(後編)

https://sakestreet.com/ja/media/low-alcohol-sake-trend-2

低アル日本酒特集、後編です。前編はこちら。

今回はより自然科学的な側面から

  • そもそもなぜ日本酒のアルコール度数は平均15-16%なのか
  • 日本酒が低アルコールになると、どのようなリスクが発生しうるのか
  • ビールやRTDと競合できるのか

という疑問について話しています。

アルコール度数下げないと!とブームに飛び乗るのではなく、こうした課題をきちんと明確にしたうえで、生産的な議論や新商品が出てくるといいなと思いますし、そういう声かけをしていくのがある種アウトサイダーの自分の役割なのかなと思います。

被災地から「サケのまち」へ。震災から14年、haccobaが歩む福島とクラフトサケの現在地

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クラフトサケが好きです。応援団としていろいろなクラフトサケ醸造所を訪問してきましたが、そういえばhaccobaにまだ行ったことがない!と思って弾丸で行ってまいりました。

佐藤太亮さんが4時間ほど車を走らせて浪江-小高を案内してくださり、鈴木酒造店 浪江蔵とぷくぷく醸造を含む5つの醸造所を回ることができました。福島、すごい!サケのまちだ。

太亮さんといろんなお話をしたんですが、「ロックな人だなあ」という印象。なんでこんなにいっぱいコラボするんだろ?とか、稲とアガベとの違いとか、いままで気になっていたことの答えが見えた感じがします。次はイベントでゆっくり宿泊したいなあ。

日本酒の度数はどこまで下がる? – 増える低アル日本酒のいま(前編)

https://sakestreet.com/ja/media/low-alcohol-sake-trend-1

近年、広がっている低アルコール市場。日本酒も例に漏れず、大手メーカーからアルコール度数10%未満の商品が出てきています。

しかしそもそも日本酒って度数が高いお酒なので、「低アルコール日本酒」って言ったときの幅が広いよね……とか、度数を下げたところで本当に売れるものなんだろうか?(下げなかったら売れない、みたいなのはもちろんあるのかもしれない)みたいな疑問から企画した前後編の記事です。

前編では、

  • なぜ低アルコール市場が広がっているのか
  • どんな商品が出てきているのか
  • 海外市場の反応は?

といった概要を話しています。本命は後編なのですが、わかりやすくまとめたつもりですので(こういうリスト作るの好きだなあと改めて)ぜひご一読ください。

100年先の日本酒を見据えて。地酒も地域と共に変化する – 福司酒造(北海道・釧路)

https://sakestreet.com/ja/media/sakagura-fukutsukasa-shuzo-hokkaido-2

北海道で「福司」「五色彩雲」を醸す福司酒造さんを訪れました。

製造責任者の梁瀬さんが一日かけて釧路を案内してくれたんですが、本当に素晴らしかった!なぜかカリフォルニアを思い出しました。

梁瀬さんが個人でブログなどを通して精力的に発信される方だからこそ、私から見た梁瀬さん、私から見たチーム福司が伝わればと思って書いております。

しかし二日目の晩の記憶がありません。酔い夜でした!

なぜ、神様に日本酒を供えるの?民俗学者・神崎宣武に聞く日本酒と信仰の歴史

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民俗学者であり神主でもある神崎宣武さんに、「なぜ、神様に日本酒を供えるのか?」というテーマでインタビューさせていただきました。

日本酒の本にしばしば出てくる「お酒で酔ってトランスした状態で神様と交信する」という説は神崎先生としては支持できないのだそうです。いやー、おもしろいですね。人から話を聞くだけで仕事をした気になっていてはいけないな、と気が引き締まりました。

Japan’s Rigid Brewing Law Is Fueling the U.S. Sake Boom

Contributed an article to Wine Enthusiast about how Japan’s strict licensing laws are fueling the growth of sake brewing in the United States. The piece includes insights from Atsuo Sakurai of Arizona Sake, Jake Myrick of Sequoia Sake, Norimasa Yamamoto of Heiwa Shuzo, and Brian Polen of Brooklyn Kura.

I’m deeply grateful to the editorial team for their openness and enthusiasm in accepting my pitch on a still-emerging category like sake. I’ll continue working to bridge the information gap between Japan and the rest of the world!

IWC「Sake Brewer of the Year」4年連続受賞の快挙!─宮城県・新澤醸造店は、なぜ世界で評価され続けるのか?

IWCスポンサー記事シリーズ第3弾。同コンテストで「Sake Brewer of the Year」を獲得し続けている宮城県・新澤醸造店のお話です。

今年は19点もが金賞を受賞。それだけ出すのもすごいんですけど、出したお酒全部取れるっていうのがさらにすごい。そしてお話を聞いていると、なぜ取れるのかがはっきりわかります。技術を信じ、数字を徹底的にコントロールする酒蔵さんです。

「数値で説明できる部分の品質はクリアしてきているので、これからは、その先にある複雑で抽象的な領域に挑みたいと考えています。『今年は米の質が変わったから仕方ない』なんて言い訳はしません。課題に対して技を増やしていきながら、磨き抜かれた唯一無二の美しさを表現したいですね」(新澤さん)

やるべきことをやり切っているからこそ言える言葉。訪問は2回目だったのですが、定期的に訪れてアップデートをお聞きしたくなる酒蔵さんです。

長野県の“山ほどのうまい酒”が世界を魅了するまで─IWC「Sake Prefecture of the Year」初受賞の舞台裏

IWCスポンサー記事シリーズ第2弾は、昨年Sake Prefecture of the Yearを獲得した長野県のお話です。県の担当者さんと、「夜明け前」でおなじみ小野酒造店さんのインタビューをまとめております。

最近、長野の勢いがすごいなと思ったら県酒造組合会長に「真澄」の宮坂直孝さんが就任されたんですね。日本でも世界でも大成功を収めてきたブランドがそのビジネス的な知見を惜しみなく県全体に共有するというのは、アツい展開だと感じます。ほかの県も続いてほしいなぁ。

「世界一の日本酒」IWCチャンピオン・サケ受賞がもたらすもの─酒蔵と地域の未来を変えるインパクト

今年もIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)のSAKETIMES連載(スポンサー記事)を執筆させていただくことになりました。

第1弾となる今回は、過去にチャンピオン・サケを受賞した長野県・湯川酒造店と栃木県・井上清吉商店の蔵元さんたちに取材をしています。お二方ともパワーワードが多く、お話を聞いていて楽しかったです。

湯川酒造店さんにインターンシップのためにやってきた地元の高校生のエピソードで、

「『なぜうちを選んだの?』と聞いたら、『世界一の酒蔵が自分の村にあるなんて、誇りでしかない』と言ってくれて。まだお酒を飲めない世代がそう思ってくれるのは、私たちにとって最大の価値ですよね」

という尚子さんの言葉に思わず目頭が熱くなりました。日本酒や酒蔵って、飲める人たちだけの文化ではないんだよな、と希望が湧くとともに、背筋が伸びるお話です。

日本酒の未来につながる“知”とは?:学問領域としての日本酒(後編)

SAKE Streetの「学問領域としての日本酒」特集・後編が公開されました。

今回は、従来の理系分野だけではなく文系分野を含む日本酒研究の必要性と、自ら大学院生として日本酒学に従事している私の視点から、今後この学問がどのように成長していくべきかを説いています。

まだまだ立ち上げられたの分野ですが、私もその発展に貢献できるよう、良い研究をしていきたいです!