SAKE Streetにて、特集「日本酒デザインの模倣を考える」前後編を執筆しました。
前編は、「パクリって何? そもそも、パクリっていけないことなの?」という話。2冊の書籍と、弁護士さんへのインタビューを題材にまとめています。
後編は、真似されることの多いラグジュアリー日本酒ブランドSAKE HUNDREDの代表・生駒龍史さんにインタビューしております。
今回の特集を担当して思ったのは、わたしも模倣問題についてちゃんと理解していなかったなぁということ。仕事柄、著作権や肖像権などの理解はしていたつもりだったんですが、日本酒の模倣となると、商標権や不正競争防止法などの観点が絡んできて、それぞれまったく違うんですよね。そして、パクられた側が損をすることがやはり多い。
生駒さんは以前からお世話になっている方ですが、自社の利益に対する主張をするのではなく、業界全体を考えた視座の高すぎる提言をされていて、お話を聞きながら気が引き締まりました。生駒さんが日本酒業界にいてくれることの心強さよ。
ドラゴンボールネタ、カットしようかと思いつつ、「生駒さんの良さが伝わるし」と思って入れたんですが、むしろご本人から「もっと詳しく書いた方がいいんじゃない?」と言われて、リスペクトが増しました。