
新潟県で新しくオープンしたクラフトサケ醸造所・弥栄醸造について、クラウドファンディングサービス「Campfire」との共同スポンサー記事を書かせていただきました。
麹米のみを使って醸すいわゆる「全麹」のお酒に挑戦する弥栄醸造のイッコーさん(より親しみのある名前にと言うことで「十割麹」という名称をつけています)。横浜という都会の生まれ育ちながら、農業をしながらの酒造り生活にしっかり馴染んでいます。
地元の人と外の人が交流できるアットホームなクラフトサケ醸造所は期待大。新商品の完成が楽しみです!

どこに着地させるか? でやや悩ましかった特集「気候変動と酒米」でしたが、後編がリリースされました。求められつつも必ずしも上手くいっているとはいえない高温耐性米の開発について考察しています。
インタビューをしたのは、SAKE Streetにも寄稿してくださっている島根の米農家さん。冬期は酒蔵で酒造りに従事していらっしゃる農家さんで、大変スマートで的確な意見をいつも発信されています。こうしたご意見を聞けるのはとてもありがたい機会です。
そのうえで、品種開発に成功していると見られる山形県にその取り組みについてお話を聞いております。みんながこうだったらいいのに! と思いつつ、山形県だからこそ成し遂げられたこと、も理解できて、せめてモデルケースとしてもらえたらなぁと願うばかり。
今回少しずつ触れながらきちんと取り上げられなかった価格高騰問題については、別途記事を制作する予定です。
海外で立ち上げられた日本酒ブランド「HEAVENSAKE」の日本進出にともない、スポンサー記事の取材・執筆を担当させていただきました。
HEAVENSAKEは在米時から知っていたのですが(True Sakeで取り扱いがあったので)そのころよりも格段に成長しているよう。いまでやさんとパートナーシップを結んだことには驚きました。
シャンパーニュのアッサンブラージュのお話を聞くのはIWAのリシャール・ジェフロワさんに続き二人目なのですが、日本に従来からある日本酒のブレンドの概念とは違うんだなと大変興味深いです。その酒蔵の味を感じさせつつ、その酒蔵が決してできない表現をする、すごく楽しい試みだと思います。
I recently authored a feature titled Women in the Sake World, which examines the challenges faced by women in Japan’s sake industry.

The first installment draws on anonymous survey responses from women who have worked in sake breweries. Their insights shed light on the structural and cultural barriers that persist within brewing environments.

The second piece centers on a roundtable discussion with five women involved in various non-brewing roles across the sake industry. The conversation addresses issues such as gender-based harassment and the specific struggles women encounter in a male-dominated field.

The third article extends the scope internationally, featuring interviews with two women from the American craft beer scene and two from local sake breweries in the U.S. It explores both parallels and contrasts with the Japanese context.
Japan is frequently cited as a country lagging in gender equality, and the sake industry—with its historical exclusion of women—offers a stark example. While progress has been made, parity remains elusive. Notably, the women featured in this series are not seeking special treatment or protection—they are asking for fairness and opportunity.
This series was also personally thought-provoking, prompting reflection on my own identity as a woman in this space. I believe the data and perspectives gathered here are both timely and important, and I intend to continue reporting on this evolving topic.

福岡県福智町のクラフトサケ醸造所誘致プロジェクトに、同エリア出身の中山雄介さんが挑戦。クラウドファンディングに伴うPR記事の取材・執筆を担当しました。いわゆる“クラフトサケ”(同醸造所はまだクラフトサケブリュワリー協会に所属していないのでこの言葉は適さないのですが)の現象を追い続けたい人間としては、とってもうれしい案件です。
中山さんは私のSAKETIMESでの記事をきっかけに、「地元がクラフトサケ事業をしようとしている。自分しかやる人間はいない!」と今回の立ち上げに応募したのだそう。自分の記事をきっかけに酒造りを始めたという人はこれまで何度かお聞きしていますが、なんともすごいご縁です。
5月には醸造所も完成し、いよいよお酒の製造をスタート! 日本酒らしさを大切にする、日本酒ではないお酒。どんなものが上がってくるのか楽しみです。

輸出したお酒のコンディション変わっちゃう問題、前編ではコールドチェーンを中心とした物流を取り上げましたが、後編は製造編。造りによって、輸出においてもいわゆる“へこたれない”お酒を造るにはどんなポイントを押さえるべきか、という話をしております。
江戸に届いたお酒が灘から出荷されたときよりも美味しかったというように、お酒は旅の中で変化をするものですが、望ましくない変化は防ぎたいもの。そして悲しいことですが、いまだに「劣化したお酒を海外に流す」という傾向はあるようです。
日本から海外諸国への誠実さの表明として、最後の味わいまで責任を持つことの重要性を説いていこうと思います。
獺祭の2024年度の売上が195億円。Clear代表・生駒さんがこちらに衝撃を受け、ニューヨークへ飛び、同社の桜井博志会長にインタビューをしてきたものを、記事化させていただきました。
記事化していない部分も含めてお話を聞かせてもらえるのがこの仕事の醍醐味ですね。以下、グッときた桜井会長の言葉を引用しておきます。
生駒:とはいっても、売上の年間目標みたいなものはあるんですよね?
桜井:そんなもの、考えたこともないですよ。
桜井:(中略)希少性を売り物にするのは酒蔵の都合でしょう。それは販売自体が目的化してしまっている。欲が最初に出てしまうと、ビジネスは成功しないですよ。
桜井:(中略)私が日本酒業界に入った1973年には3,300社もの酒蔵がありましたが、売上で見ると、他業種でいえば数十社程度の市場規模しかない。
そう考えると、現在は1,200社ほどに減少していますが、激烈な淘汰はまだ起きていないんですよね。新規参入も起きていないけれど、淘汰もされていない。これが一番のネックじゃないかと思います。