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酒飲みがノンアル・微アルを飲んでみた──わたしたちは、なぜお酒を飲むのか

外でお酒が飲めない日々が続く。とかく、飲酒と感染症は相性が悪い。感染症対策の筆頭はマスクを着けることだが、食べたり飲んだりするときには外さなくてはならない。加えて、お酒を飲むと、意図せず声が大きくなる。しらふの状態で、お酒を飲んでいる人のそばにいて、自分も酔っているときはこんなに声を張りあげているのかもしれない、とゾッとしたことが何度かある。

こうしたリスクを抑えるために、行政はくりかえし、飲食店の時間短縮およびアルコール提供の禁止を行ってきた。反発は多い。飲食・酒類業界の経営不振を心配する声だけではなく、「我々の楽しみを奪わないでほしい」という飲み手側の声も多く聞かれる。

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「数字の向こう側を見る」──日本産酒類輸出促進コンソーシアムに登壇しました

noteではご無沙汰しております(Twitterでは元気にやっております)。
お知らせの記事を書こうとして頓挫してしまったのですが、昨秋に一時帰国し、結局そのまましばらく日本に滞在することになりました。
とはいえ、やっていることはサンフランシスコにいたときと変わりありません。アメリカから帰ったことで自分の発信する情報のオーセンティシティが失われてしまわないか、と危惧していたのですが、幸いにしていろいろな方にお声がけいただき、楽しく忙しく日々を送らせていただいております。

その中のひとつとして、先日、国税庁の主催する「日本産酒類輸出促進コンソーシアム」に登壇し、アメリカへの輸出プロモーションについてお話させていただきました。

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【雑記&レポ】来日しています

実はちょっと前から、米サンフランシスコより帰国しております。
すでに2週間の外出自粛期間は終了しており、そろそろよいかなということで公言。
せっかくなので帰国時の状況などを軽くレポートしようかなと思います。
(雑記なのでいつもよりも書き方がかなりラフ、かつところどころ関西弁になることをご容赦ください/神戸育ち)

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「世界中でSAKEが飲まれる」とはどういうことか?──Arizona Sakeの場合

新型コロナウイルスにより各州でロックダウンが施行され、アメリカにおけるSAKEのシーンが変化しつつあることを予感した3月中旬、脳裏に過ぎったのは昨11月、取材に訪れたアリゾナ州ホルブルック「Arizona Sake」創設者・櫻井厚夫さんの言葉だった。

「たとえ世界が終わりを迎えても、僕はSAKEを造ることができるんですよ」

空港のある(といっても極めて小さい)フラッグスタッフと、櫻井さんの住む人口5000人の町・ホルブルックをつなぐ州間高速道路40号線(I-40)を走りながら、冗談まじりに語るその横顔を見つめる。

ここへ来たことを、感謝された──簡単なことだ、飛行機に乗っただけ。それでも櫻井さんの口ぶりからは、「今度行きますね!」といって一向に訪れはしない人々が、これまでに何人もいたことを想像できた。

「基本的に引きこもりなんですけどね」、わたしは応える。「でもSAKEがあるならどこへだって行くんです。SAKEだけが、わたしをここに連れてくる」

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ワインになるのか、ビールになるのか──アメリカの酒文化に学ぶSAKEの未来

SAKE Streetという日本酒/SAKEメディアにて、「アメリカの酒文化に学ぶSAKEの未来」という前後編の記事を寄稿させていただきました。

前編は、アメリカでSAKEを造るクラフト・ブルワリーが増えている背景と、アメリカSAKEの未来について。「アメリカSAKE、クオリティ的にはまだまだ日本に敵わないかもしれないけど、ビジネス面では超優れてるし、甘く見てるとすぐ追い抜かされちゃいますぜ(意訳)」みたいな話をしています。

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剣菱への愛を語らせていただきました

YouTubeにて、わたしが兵庫県の日本酒「剣菱」への愛を語る動画を投稿していただきました。
全編、英語で語っており(拙いですが……)、日本語訳は字幕で入れています。

この#おすすめの日本酒チャンネル 、企画者は、クリーミー大久保さん。

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穏やかな非日常の中で──ロックダウンするアメリカ、SAKEのこれから

日常が裏返る経験を、人生で何度かしている。
すさまじい揺れと、母親の叫び声とともに目を覚ました小学校進学手前、1995年の冬。黒い波が逃げ惑う車を飲み込んでゆくのを茫然と見つめていた大学卒業目前、2011年の春、etc。
大きな地響きとともに裏返されたそれらに比べれば、今回はずいぶんぬるぬると色を変えていった。ぱたぱたと倒れてゆくドミノが、上から見おろすと何かの絵を浮かび上がらせるみたいに。

いま、わたしたちは静かな非日常の中にいる。

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誰か、早くここへ来てくれないか━━日本酒づくり新規参入への提言

空と砂しかない世界だった。フロントガラスが映す果てしない砂漠を眺めながら、運転席に座る櫻井さんは、「わざわざこんなところまで、すみません」と苦笑いした。
「超興奮しています」、わたしは応える。「こんなところでSAKEが造られている、それは希望でしかない」と。

米アリゾナ州、人口たった5000人の町ホルブルックでArizona Sakeを営む櫻井厚夫さんのもとを訪れた矢先のことだった。一泊二日の弾丸旅行から帰り、長距離移動の倦怠感にどこか心地よさすら覚えながら、布団に潜ろうとしていたとき、Twitterのタイムラインに下記のニュースが流れてきた。

「日本酒づくり、新規参入を許可へ 輸出向け特化 政府が酒税法改正へ」

ついに、このときが来た!

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